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botanicalシリーズを撮っていて気づいたこと



 植物には手を触れないで撮るシリーズをはじめたのは10年ほど前の春先からでした。月に数回撮るようにして、撮り進めて季節が進んで気がつきました。屋外で背景を作って撮ってるので、当然 そこに虫がやってきてフレームに入ってくるのです。

 そこで 何が起こるかというと、虫を追いかけて撮りたくなってしまうのです。撮ることを shooting とも言ったりするが、文字どおり 狩りが始まってしまうのです。ピントは虫に合わせ、虫が美しく写る瞬間を目指してしまうのです。

 虫を撮ることにに対して手応えを感じ、「やったやった」と獲物を得た気持ちで撮影を終えるのだが、帰ってデータを取り込んで見ていて気付く。これは目的の写真ではないと。この写真は比較的良い方だが、それでも主役はというとクマンバチで、Wild Pia (野生のエンドウ)の方ではない。


 これ以降 季節的なこともあって ほぼ虫がいるところでの撮影になるのだが、写真の中で虫をどのような位置づけにするかということも難しい問題となった。この後 撮った良い例、悪い例、またUPします。




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